【2017年版 最新SEO対策】初心者でもできる最新SEO対策

【2017年版 最新SEO対策】初心者でもできる最新SEO対策

昨今、Googleが検索結果に表示されるWebサイトに求める品質は高まる一方で、これまで通用してきたSEOが全く通じないどころかマイナスに作用するケースすら増えています。それによってWeb担当者はSEOに対する取り組みを変化させる必要に迫られているのです。

・SEOの成果を順位でみている
・SEO=外部リンクのことだと考えている
・最近アクセス解析ツールにログインしていない
・ただなんとなくWebサイトを更新している

上記の項目に当てはまる方は要注意。今後はこうしたやり方ではライバルサイトにどんどん遅れを取り、コスト的にも大きな損失を出すことになるでしょう。

本ページ「SEOの理論と実践」では、Web担当者としておさえておきたいSEOの最新ノウハウをわかりやすく解説しています。現在自社内でSEOに取り組まれている方はもちろん、これからSEO会社に依頼することを検討されている方や、すでにSEO会社に対策をご依頼済みの方も、本ページをあらためてご一読いただき、まずは自分でできることから試してみてください。



理論編では、Googleがどのように変化し、これからのWeb担当者に何が求められているのか、その概要をお伝えします。これまで当たり前だった外部リンクに対する検索エンジンの対応や、これからSEOを考えるにあたっての大原則をご理解ください。

まずはじめに、SEOの相手となる検索エンジンに対する理解を深めるために、GoogleやYahoo!にとって「自然検索」や「SEO」がどのような意味をもつのかをおさらいします。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンの主な収益源は、リスティング広告やディスプレイネットワークなどによるクリック課金収入です。収益源である広告のクリック数を高めるには、恒常的にユーザーを集め続ける必要があります。したがって、検索エンジン側の使命は今も昔も「ユーザーのニーズに合致した検索結果を提供し、ユーザーを増やすこと」です。

では、もしWeb担当者やSEO会社の意志で自由に検索結果をコントロールできるとしたらどうなるでしょう。検索結果はセールスを目的としたサイトに溢れ、ユーザーが徐々に離れていくであろうことは想像に難くありません。

 


 

 

ユーザーが離れれば広告のクリック数もダウンします。結果的にGoogleをはじめとする検索エンジンの広告収入は減少します。

つまり、検索エンジンにとって、自然検索の検索結果をWeb担当者にコントロールさせることは絶対に避けなければならない死活問題なのです。

ところが、一昔前まで意図的に特定のキーワードで自社サイトの検索順位を上げることは、決して不可能なことではありませんでした。そのための代表的な施策がサイトに対する「外部リンク」を恣意的に増やすことです。
 

GoogleはWebサイトについたリンクをある種の投票のように解釈し、外部リンクの”質”と”量”によって順位付けを行っています。ここでの詳細な説明は避けますが、その仕組みを逆手に取り、自前でサテライトサイトを量産して上位表示させようとする手法が一昔前までのSEOの実態でした。

前述の通り検索結果をコントロールされたくないGoogleは、このような方法をガイドラインで禁止しており、こうした施策に対して幾度となく対応をとってきたものの、長らくイタチごっこが続いていました。

SEOの歴史は外部リンクを巡るGoogleとSEO会社の対立の歴史だったのです。

Googleは2011年頃から、自前のサテライトサイトを使ったSEOに対する対応に本腰を入れ、厳しい制裁を加えるようになりました。端的に言えば『不自然な外部リンクに対して“警告”や“ペナルティ”を課すようになった』のです。

それまでGoogleは、外部リンクに対して非常に寛容だったと言えます。仮に「質の悪い」リンクをSEO会社などから大量に提供されたとしても、それらが無視されるだけで基本的にマイナスの影響というのはありませんでした。

ところが2011年初頭から年末にかけて、質の悪いリンクを大量に購入して作為的に評価を高めようとしているサイトが、Googleから警告を受けたり、大幅な順位下落のペナルティにあったりという事例が頻発しました。

仮に今効果がある被リンクであったとしても、2年後・3年後の保証は誰もできません。リンク購入には絶対に手を付けないこと、これは重要なポイントです。

Googleペナルティの原因と確認・解除方法



サテライトサイトを使ったSEOがもたらした弊害は、ペナルティだけではありません。

「特定のキーワード順位を上げる」ことを目標にしすぎたがために、SEOに関するノウハウの蓄積を不可能にしてしまったのです。

特定キーワードの順位が目標である限り、お金を出して外部リンクを買う、という考え方から逃れることは困難です。

結果的に本来サイトの存在目的である成果や流入といった指標がおろそかにされ、新しいキーワードの発掘やSEO以外の広告との連動がほとんど行われないまま運用されているサイトが非常に多くなっています。

こうしたサイトのオーナー達は今、SEOに対する考え方を切り替えられないために、負のスパイラルに陥っています。それでは私達Web担当者はどうすればよいのでしょうか。

前述のような検索エンジンの変化を踏まえ、検索エンジンと対立するのではなく共存するための方法をご紹介したいと思います。

これまでSEOといえば「内部施策」と「外部施策」に分類されるのが普通でした。

SEOといえば特定のビッグキーワードで上位表示することが常に主眼におかれていたことがその理由です。しかし、人工的な外部リンク施策がペナルティリスクを伴い、狙ったキーワードをピンポイントで上位表示させることが困難になった今、このモデルは少し古いと言わざるを得ません。

これからのSEOはロングテールキーワードが核となります。特定のキーワードに依存せず、検索回数は少なくとも成果につながるキーワードを無数に拾うという考え方です。

そのためにはSEOを「キーワードプランニング+コンテンツ+内部施策+アクセス解析」の4つの構成要素で捉え直す必要があります。

4つのSTEPの具体的な内容に関しては、後半の<実践編>をご覧いただくとして、ここでは全体的な流れをご紹介します。

まず、SEOにおける「キーワードプランニング」の重要性を再認識すべきです。

この部分をおろそかにするとロングテールキーワードに関する機会損失が発生してしまいますので、自社のサイトに呼び込みたいユーザーを出来る限り具体的にイメージし、キーワードツールなどを活用しながら可能な限り列挙しましょう。

キーワードが集まったらそれを元に「コンテンツ」の企画に取り掛かります。キーワードプランニングで導き出されたロングテールキーワードの検索意図に応えるコンテンツを用意します。

まずサイトの構成要素として最低限必要なページとそこで拾えるキーワードを整理し、そこでまかないきれないキーワードで上位表示するために必要なページはどんなものかを考えると良いでしょう。後者はブログやコラムの形態を取ることが多く、ナチュラルリンクを獲得したりソーシャルメディアで拡散されたりすることも期待できます。



できあがったコンテンツに対してはSEOの土台となる「内部施策」を施します。サイトの改修を伴う内部施策は後から実装しようとすると大きな手戻りコストが発生する場合がありますので、出来る限り一度できちんと完了させたいところです(本来はサイト制作時にやりきっておくのが理想です)。

検索エンジンにも、ユーザーにも優しいサイトにするためには「クリエイティブ」・「エンジニア」・「マーケター」間での理解と協力が必要不可欠となります。

コンテンツの準備や内部施策が完了したら、「アクセス解析」を行います。得られたデータは新たなキーワードの発掘やページコンテンツの改善、運用型広告へのフィードバック等に活用します。

このように順位至上主義の考え方を捨ててSEOの構成要素を再定義することで、SEOのPDCAサイクルが回り始めます。

検索エンジンは日々進化を続けています。

したがってSEOの世界も日進月歩で、本ページでご紹介している内容も1年後、2年後には古いSEOと言われているかもしれません。しかし、少なくとも現段階で考えられるWebやマーケティング担当者の方が取り組むべき施策をまとめています。

まずは自社内でできることから、少しずつ取り組んでみてください。最初は思うように成果が出ないかもしれませんが、積み重ねていく内に少しずつ結果が見えるようになってくるはずです。

もしも、その中で分からないことやできないことがあった場合にはSEO会社への相談を検討してみてください。

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