#山本太郎総理大臣への道:第一話『あの暑い夏の選挙フェス with 三宅洋平』

#山本太郎総理大臣への道:第一話『あの暑い夏の選挙フェス with 三宅洋平』

はじめに

選挙にもろくにいかず、週末はパーティー三昧。

少なくとも私には政治を語れるほどの知識も国を変えるんだという気概もなく、ただ決められていく法案や制度に対し難癖をつけるだけの言わば”非国民”であった・・・と今思う。

政治というものがどのようなものか、
絶対であるはずの民主主義がどういうものか、

これらを理解していくと、選挙に行くことの大切さ国会中継や街頭演説を自らチェックする基本的概念を、難しい言葉やマイノリティ精神から半ば諦め放棄していた自分に憫然たる気持ちが湧いてきた。

一人では変えられない、

民主主義とはまず市民としての義務を遂行する事が大前提だと気付かされこのような記事を残すことにした。

『あの暑い夏の選挙フェス with 三宅洋平』

2013年に脱原発を訴えて初当選した山本太郎。
同年、緑の党から立候補し17万票超を獲得するも落選したミュージシャン三宅洋平。

まずは私に火をつけたこの動画をご覧いただきたい。

■選挙フェスDay2 2016.06.23 高円寺北口

心地よいBGMに乗せ、山本太郎、三宅洋平の演説が始まる。

こんなに型にはまらない、かつ声が届く演説はこれまでにあったのだろうか?
BGMもそうだが、マイクの音質や音量にまで配慮した演説はあったのだろうか?

声が届くということは、音を届けるという事につながる。
そういった点でもミュージシャンである音のプロとつながることの意義を合理的に咀嚼し実用している。

山田太郎はそう言った人物であることも見えてくる。

動画の中で三宅洋平は何度も

『俺には夢がある』

と扇子をたたくように合間を取り語りだす。

その夢の一つとして

『山本太郎を総理大臣にしたい』

続けて

『俺は外務大臣をやりたい』

と語っている。

冒頭で申し上げたように私には政治に関する知識も建議も持ち合わせていなかったのだが、この言葉が大きく心を動かした。

今まで誰かを総理大臣にしたいなど考えもしなかった私だが、そもそも民主主義国で誰かを総理大臣にするのは国会議員を選ぶ私たち国民の責任であり義務である事に気づかされたのである。

“一国を担う国の代表”

それがアメリカ様の手下のようになってしまう。
または国益ではなく私益に走る。

そのような体制を変えていかなくて大丈夫なのだろうか?

実行力があると現政権を支持している声も多いが当然のこと。
実行していくのが内閣である。

その実行が正しい方向へ向かっているのかを見極めなければいけない。

民主主義国で正しい方向とは民意である。

それを私たちは政治に届けれているだろうか?
向かっている方向を見極めるチェックをしているだろうか?

個人では難しいその『先頭に立ちたい』と何度も宣言する彼を手放しに私はできない。

彼に賛成でないにしろ、国を動かすと宣言している者を放置するという事はこの国を諦めたことと同意である。

この国で今後も生活し、さらに良い方向へ動かすためにも、彼の言動や動向には要注意すべきではないかと思う。
そして他にどのような思想の政治家がいるかを知っていくことで初めて未来を語れるのではないだろうか。

選挙権を持たない小さなHOPE達に何を残せるのか

私たちができることを示してくれた彼らに感謝をしつつ、私にできることを続けていこうとキーボードを弾くのである。